ネズミ退治 GS650G セルモーター不調

コロナ対応で車検が7月1日まで自動延長されていたGS650、6月末に車検取得を目指していましたがコック持参忘れや、セルモーター回らずで車検は断念しました。=> 過去記事

9月のはじめ2.5ヶ月ぶりに実家に戻りセルの点検を始めました。シートカバーをめくると異様な臭いがします。エンジン周りからのアンモニア臭がします。よく見るとキャブの下(シリンダーの後ろ)にネズミの糞らしい小さな糞が多数ありました。が~ん、ショック。泣く泣く清掃開始しましたが洗剤で洗っただけでは中々臭いが取れません。何度も洗った後で天日干ししました。

その後、バイクの回りにはネズミの忌避剤を設置、更にその周辺にはネズミ殺鼠剤を置きました。二度とバイクの回りに来ないでチュー!

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さて、本題のセルモーターチェックに入ります。
1)メインスイッチON、ニュートラルランプ、ウインカー、ストップなど全てOK
2)キルスイッチもランの状態、OFFだとリレー自体に通電しないようです。
3)セルスイッチONでリレーはカチカチ鳴っています。テスターで導通を確認するとバッテリー端子側からセルモーター端子側に通電していることが確認できました。
4)念のため中古品のリレーに交換しても症状は変わらないので、セルモーター本体の不良と思われます。

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セルモーターはシリンダーの後ろにあります。正に鼠の糞尿被害にあった場所です。もっとも、鼠の害に見舞われる前からセルは回らなかったので不良の原因とは無関係だと思います。セルは、カバーを開ければ取り外しできるようですが、キャブが邪魔なので外します。

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カバーを開けてみるとセルの固定ボルトもカムチェーンテンショナーの真下にあって工具がうまく入りません。試行錯誤の結果、テンショナーを外さなくてもどうにかセルモーターを外す事が出来ました。

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はずしたモーターを恐る恐るバッテリーに直接つないでみます。火花がバチッと言う事もなく、うんともすんとも言いません。バッテリーの不具合で確定のようです。
2018年10月に台風被害で駐車場で転倒しそのまま実家に移動、2019年5月に日帰りツーリングに使用した後は、鼠も住んでいるガレージで保管していました。使っていないのが一番悪いのでしょうが、1万km走っていない車体です。モーターのどこが悪いのかなあ。

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ブラシも単品で部品が出ているようなので、分解清掃とブラシ交換で治らないかなあと思っています。