愛車7号 スズキ VX800 初めての選択ミス

全国的に寒く、あちこちで雪が降っているようです。関東も寒く、なかなか走りに行けません。話題が無いので昔話の続きです。

2年ごとに愛車を乗り継ぎ K100RSには約8年乗りました。特に大きな不満があった訳ではないのですが、ふとしたはずみで立ちごけしてしまい体力の衰えを感じてしまいました。もっと取り回しのしやすいバイク、マルチではなくツインに乗って見たい。
ということで、選んだバイクは スズキ VX800 です。雑誌の個人売買欄をしばらく探し続き、ようやく適当な中古車を見つけることが出来ました。
初のSUZUKI車、そしてシャフト駆動車は3台目になります。兄がTX650と TX750 に乗っていたので違うバイクにしたかったこと、W1,W3系は高いのと自分の好みとちょっと違うことなどから、目を付けたのがこれでした。アメリカンベースのスタイルは決して好きではなかったのですが、スリムな車体にシャフト駆動というというところが気に入りました。また、超マイナーな存在でもあったので、人が乗っていないものに乗って見たいという気持ちも大きかったです。

買うまでは不等間隔爆発のツインの鼓動はどんな感じだろうかと期待していましたが、買った後は パンチ力に欠け鈍重なフィーリングのエンジンにがっかりしてしまいました。期待していたツインの鼓動感も感じられず、更に重心が高いために、取り回し時も少し傾けると重さを感じました。直進性は良くてもコーナリングでの軽快さに欠けるなど、負の面ばかりが目についてしまいました。今ほどインターネットが普及していたわけではないので、事前の情報不足ということもあったかもしれません。やはり、このバイクは峠を走るよりも直線道路をのんびり走るのに向いているようです。

今月号の別冊MCの記事で「オーソドックスな横置きVツインロードスターの提案」というものがありました。この中にVX800の小さな写真が載っていましたが、VXではなく、この記事のメインに紹介されていたヤマハのTR1かXV750Eを買っていた方が自分の好みに合っていたかもしれません。
買って後悔した初めてのバイクが、このVX800です。


(1)水冷で縦長のラジエターがフレームの前に付いています。
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(2)この時期、福島県内をあちこち走りました。
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(3)K100RSはこのアングルが好きでしたが、VXはカッコ良くないですね。
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