ツーリングカメラ CANON EOS-M

ちょうど1年前ぐらいに、CANON EOS-M というミラーレス一眼を買いました。巷では超不人気なカメラです。しかし、不人気ゆえに価格下落が激しく、購入当時すでに後継モデルのEOS-M2が出ていたので、なおさら安くなっていました。標準ズーム18-55mm、単焦点レンズ22mm、別体式ストロボ、レンズアダプターが付いて、44000円でした。レンズアダプターはキヤノンの一眼レフ用 EFレンズが使えるので、EFレンズを持っている方なら、撮影範囲が広がります。私も、EOS Kiss X4を持っていて、そのレンズが使えることも購入したきっかけになりました。ちなみにEOS-M3が今日発表されましたが、EOS-M の在庫は今でもあるようで、私が買ったものと同じダブルレンズキットは、価格.comの最安値で36000円を切っています。
買ってみての感想は、以下の通りです。

オートフォーカスの動作が遅い
価格COMの口コミやカメラ関連サイトのレビューどおりの結果でした。また、空の範囲が多い場合、合焦せずフォーカスエラーになることが多いです。この場合は、山と空の境界線でフォーカスロックする等の操作をすれば、フォーカスすることができます。この欠点は知った上で買ったのであまりショックは受けませんでした。鉄道や飛行機を取るわけではなく、風景や止まったバイクを取るだけなのでフォーカスが遅いのは許容できます。
でも、本当に賢くないAFだなと感じることもあるので、AFが重要と思う方はやめた方が無難かもしれません。後継機は、AFが改善されているようですが、まだ値段が高いので、魅力が薄れます。

②画質が良い
コンパクトカメラとの画質の差は歴然としています。画像処理エンジンが新しいせいか、標準ズームレンズ同士の比較ではEOS kiss X4 よりも画質が良いです。

③タッチシャッターが意外と便利
画面の中の任意の部分にピントと露出を合わせられます。逆光シーンなど写したい部分は暗くなっていても、写したい部分をタッチしてシャッターを切れば、良い感じに露出補正されます。

④暗い所に強い(夕方、早朝に強い)
最近のデジカメは皆そうなのかもしれませんが、ISO3200程度でもそこそこ使えます。昔のカメラではフラッシュ撮影しなければならないような暗さでもフラッシュなしで写せます。肉眼で見える暗さであれば、フラッシュなしで写せる感じです。フラッシュ無しの方がその場の雰囲気を表現出来ることが多いので、これも良い点です。

⑤コンパクトでツーリングに便利
一眼レフにレンズを2本程度持っていこうとすると、やはりかさばります。EOS-MはEOS kiss と同じサイズのセンサーを持っていますが、ミラーが無くフランジバックも短いので、カメラがコンパクトなだけでなくレンズもコンパクトにできます。バイクで持ち運びするには大きなメリットにまります。もちろん、コンパクトカメラだけで良い、スマホだけで良いという考えもあるかもしれませんが、ツーリングできれいな写真を撮りたい、色々なレンズを楽しみたいという方にはお勧めできます。



(1)EOS-M 標準ズーム 18-55mm付き
グリップしやすくなるで純正のケースを付けています
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(2)今年の正月に奮発して買った交換レンズ
左:望遠ズーム55-200mm、 右:広角ズーム11-22mm
中央はカメラとのセットで付いていた単焦点レンズ22mmです。
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