超初歩的 トライアル体験

7/7七夕の土曜日、福島県川内村というところで、トライアルの体験をしてきました。西日本では大雨による大きな被害が出ている最中で、バイクに乗って遊んでて良いのかなという気持ちもありましたが、予約もしてあったので割り切って楽しんできました。朝方まで小雨も微妙に降っていましたが、8時には雨は上がっていました。

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参加したのは「トライアル体験でオートバイのお勉強」というトライアルの体験会です。自然山通信というトライアル雑誌を発行されている、Nさんという方が主催されています。定員10名ですが、今回は天候が悪い予報だったからか、暑い時期が敬遠されたのか、3名だけの参加でした。最初は雨が心配でしたが、結果的に1日曇りで適度に風もあったので助かりました。

(1)会場
廃校になった学校の敷地跡だそうです

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細いトライアルバイクは生き物のようですね
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(2)スタンディングの練習
最初はスタンディングで完全停止する練習からです。座ったままで出来たと喜んでいましたが、立ってやろうとすると中々難しい。それどころか、さっき出来たはずの座ったままのスタンディングも出来ない始末です。スタンディングって奥が深いんですね。バイクだけでなく、下記のような器具を使ってスタンディングや体重移動の感覚を覚える練習もさせてもらいました。
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(3)バイクの操作になれたら裏山へ
学校跡地の平地でアイドリング状態での発信練習&走行練習、坂道発進半クラッチでブレーキ掛けながら坂を下りるなど、クラッチでバイクを操作することを覚えます。一通り慣れたら平地の隅にある石や木の間をくぐって走る練習をしました。この辺までは、まあ普通に走れました。スタンディングの方が難しかったです。
一通り慣れたところで下記の写真のような小路を通って裏山に入って行きました。

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体験に使わせてもらったバイクは、こんなバイクたちです。私は下のスコルパ(4st 125)を使わせてもらいました。
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(4)道なき道ミニツーリング
昼食を御馳走になった後は、皆で裏山の奥に入って行きました。最初は木々の間を走って小さな丸太を越えたりしました。これでけで、もう楽しい感じです。
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その後は、ちょっと勾配のある上り坂を勢い付けて一気に登る体験です。登り切った所の急なカーブがちょっと難しかったです。
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更に道なき道を奥に入って行きます。時に倒木を越えるなど、初心者にはスリリングな体験もありましたよ。
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風に吹かれながらの休憩です。トライアルバイクが細い事を実感。
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(5)ウイリーの疑似体験
午前中にフロントUPの体験はしていたのですが、ほんのちょっと持ち上がるだけです。本当にフロントを持ち上げるとバイクがどんな角度になるのか、その時自分がどんな姿勢でバイクに乗ることになるのかなどを、軽トラを使って体験させていただきました。腕や胸の力もないと自分の体重を支えていられないことを実感しました。
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参加費5000円で、本格的なトライアルバイクを貸してくれ、講習もしてしてくれ、昼食も出してくれるという、素晴らしい勉強会でした。歳も歳なので、本格的にトライアルをやる気持ちも体力もありませんが、バランスの基礎を勉強するのに良いですね。また、裏山をトライアルバイクで走る体験をするだけでも良いと思いました。また行っちゃうかもしれません。清々しい気持ちと、適度な疲労感を感じながら皆さんとサヨナラしました。

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