ジクサー150で行く能登ツーリング

レンタルバイク車種名クイズにお答えの皆様、残念ながら能登ツーの相棒に選んだのはジクサー150でした。250と思った方、残念でした。価格の安さもあり今回は150クラスを選択しました。能登ツーの話の前に、このバイクのことをちょっと書いてみようかと思います。
GXのミッションが突然のトラブルに見舞われたのは7/19日曜でした。壊れてしまったショックはもちろんありましたが、能登ツーの足をどうしようというのが緊急の課題でした。
 1. 650Gで行く =>  車検切れでNG
 2. 実家の軽トラでハスラーを積んで行く => 時間が無さすぎる、のと里山海道を走れないのでNG
 3. レンタルバイクを借りる => これしか無い、車種は既にジクサー150と決めていました
原付二種をレンタルで色々楽しんだ経験があり、今度は軽二輪クラスで遊んでみようと前々から車種をピックアップしていたりしていました。今時のバイクの中でもスタイルが許せそうなバイクを軽二輪でピックアップしてみます。
 1. YAMAHA XSR155 => スタイルは好みですが殆どレンタルされていない(埼玉に1軒あるのみ) 
 2. CBR250R => 丸目ヘッドライトが許容範囲(4日借りると4~5万円してしまう) 
 3. Vストローム250 => ツーリングに最高、トップとサイドケース付きで借りたら完璧
           でも4日借りると43500円はしてしまい、財布に厳しい
 4.ジクサー150 => 2019年式までは許容範囲のデザイン(2020年式は大幅にカッコ悪くなった)
 新車で30万円ちょいと激安、レンタル代も安く4日で21300円、高速走行可能なバイクとして最安値

すんなりジクサーに決定したものの、近場のバイク屋(〇tomiオート)さんが借りたい日が定休日でお休み、致し方なく多摩川を超えて都内のバイク屋さんで借りる事になりました。以上、GXが壊れて6時間後までにレンタル予約が完了したのでありました。

2019年式ジクサー150、ホイールの黄色いラインがカッコイイ(と思っている)

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タンクに見える部分はデザイン上のプラスチックカバー(タンクはこの内側にあり)
エンジンはわずか154cc、見た目は正に125ccクラスです。
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2019年式まではタンデムシートも一体のデザイン(2020年式で別体化)
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GXよりはるかに太いインナーチューブ、薄肉であっても全体の剛性はこっちが上のように思います
車体が軽い事も相まって指1本でも十分効くフロントブレーキ
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リヤ周りは今風のデザインですが、一応後ろまでフェンダーがあるのが好感触
タイヤ幅は140/60R17のラジアルタイヤ、4.00のGXよりかなり幅が太いです。
タンクバッグは載せにくい形状、マグネットも付かないプラカバー
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リヤブレーキも効きは良好、マフラーは前後長がかなり短い、後輪前方の部分で容量確保している
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安っぽい作りが各所にあるが、もっとも貧弱に見えるのがチェンジペダルのリンクロッド部分、丸棒をL字に2ヶ所曲げただけ、長期の使用で摩耗しちゃいそうで心配(安いんだから交換するだけか?)
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インドの工場で生産、中華より品質は良いのか悪いのか?
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高速走行 100km/h  約7500rpm 
       80km/h  約5750rpm  ~ 84km/h 約6000rpm
  レッドゾーンは9500rpmからだが、100km/h巡行はちょっとキツイかも?
  6000rpm以下の80km/h近辺が快適ゾーンでした

一般道走行 低速トルクがそこそこあるロングストロークエンジンで乗りやすい。
      車の流れに乗るのはなんら問題無し

ブレーキ 良く効く
ミッション 5速、ギヤポジション表示付き
燃費  平均 49km/L 
(高速100km/h巡行区間 45.5km/L, 高速80km/h巡行区間 50.5km/L、能登一般道 53.8km/h)
航続距離 448km で燃料計残 1メモリで点滅開始、給油8.86L
(カタログ上のタンク容量12Lなので 10Lで500kmの後続距離はありそう、でも無理は禁物ですね)

総評 すごくよく出来たシティコミューターか? もちろんツーリングも難なくこなす
   旧車に掛ける部品代より安上がりかも、オイルさえ交換していれば普段のメンテはほぼ不要か?