愛車5号 カワサキGPZ900R (A2)

XJ750Eであちこちへのツーリングを楽しみ、特に不満も持っていなかったのですが、更にパワーのあるバイクへの願望がしだいに大きくなって行きました。人間の欲望にはきりがないものですね。
当時オーバー750が逆輸入車という形で手軽に買えるようになってきていたこと、更に1985年のプラザ合意以降に1ドル230円代から150円代へと円高が大きく進んだことも大きかったです。(円高の数字はWikipediaから引用させてもらいました)
目を付けていたのは、カワサキのGPZ900Rです。新設計のコンパクトな水冷エンジンダイヤモンドフレーム、流行の前輪16インチにアンチノーズダイブ機構など、Z1からの流れを一新した設計に魅かれる部分が大きかったです。
記憶が定かではないですが、価格は当初100万円程度だった気がします。それが円高の恩恵で90万円、85万円と下がって行きました。そして瞬間的に79万円となったときに、思い切って買ってしまいました。社会人になって1年目だったと思います。RZ250以来の新車で、ローンを組んで買いました。当時、横浜にあった誠和モータースという平行輸入屋へ田舎から何時間も掛けて買いに来たものです。

買ったバイクは、ヨーロッパ仕様と同じ低いハンドルに長いリアフェンダーが付いていたのですが、なぜかアメリカ使用と同じNinjaの愛称がサイドカバーにプリントされているものでした。購入先に聞いたところ南アフリカ仕様とのことでした。
16インチホイールに太いタイヤ、アンチノーズダイブ機構のこのバイクは、峠道でクイックな切り返しが出来た記憶があります。XJからの乗り換えだったせいかもしれませんが、当時はそう感じていました。

(1)購入直後の写真
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(2)メーター周り
メーターは260Km/hフルスケールです。初めての、カウル付きバイク、初めてのトリプルディスクブレーキで、高速でも安心して移動ができました。
初めて2**Km/h以上の世界を体感したのもこのバイクです。
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(3)ツーリングでのスナップ(収納式の荷掛けフックが標準装備で便利でした)
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(4)やっちまったで賞(立ちごけです)
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(5)タンクにやたらとコーションラベルが貼ってあった
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(6)初めての北海道ツーリング
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(7)北海道ツーリングにて(若かった)
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