ボンネビル ねじ切れちゃった事件

ナックルガード取り付け時に、ちょっとした問題が起きました。特に大きなトルクを掛けたわけではないのですが、ネジが切れちゃったんです。ネジ自体が切れたというよりも、ネジの頭がもげたという感じです。

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何故こんなことになったのか、ネジの寸法関係を調べてみて納得がいきました。
ボルトの頭が薄い皿状にも関わらず、六角ボルトの凹深さが頭の厚みとほぼ同じなんですね。しかも、六角穴のサイズがボルトの直径と同じなんですよ。これでは、ボルトの頭とネジ部が、皮一枚でつながっている感じになってしまいます。設計どおりなら設計ミスですね。ボルト屋さんならきっと理解していただけるかと思います。
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昨シーズンの冬場からナックルガードを取り付けたことで、ボルトの頭にナックルガードの自重によるストレスが加わっていたと思います。これも、影響したかもしれません。普通にバックミラーを固定していただけなら、ネジが切れることはなかったかもしれません。

とりあえず、締めるネジがないと困るのですが、シートを固定しているボルトのネジ径とボルトの頭の形が全く同じでした。ネジ長こそ1mmちょっと短い感じでしたが、元々十分な長さがあるので問題なさそうです。しかも、シート固定ボルトの六角穴のサイズは一回り小さい径でした。これなら六角穴の凹が深めであっても、十分な肉が繋がることになりますので、ネジ頭の強度的にも問題なさそうです。
何故、六角穴のサイズが違うのだろうか? バックミラーの固定に、シート固定以上の締め付けトルクが必要とも思えないしなあ。単なるトライアンフ側のちょんぼなんだと思います。

左がねじ切れたボルトの頭、右が同形状ながらシート固定用のボルトの頭
(六角ネジ穴のサイズが違うのがわかりますよね)
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シート固定用には作業性UPのために六角穴部の先端が延長された、市販品を購入していたので、元々のネジは余っていました。それで、バックミラー固定にはシート用のネジを転用しても問題ありませんでした。
シート固定用に購入していたネジです。↓
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