ポップギャルの整備(7) 塗装・他

話題がポップギャルがらみばかりで興味ない方はつまらないかと思いますが、5月連休中にやった内容は今回で終わりです。
次に実家で整備できるのはお盆休みだと思います。手元に無いのがつらい所です。

(1)エンジン回り
 シリンダーヘッドの塗装が殆どハゲ落ちてました。ブラシで擦ると塗料だけでなく酸化したアルミの粉も飛んできます。ホームセンターで細いブラシを何種類か購入し、隙間を擦って磨きました。防振ゴムが6個ほど挟まっていたので、これを外してから耐熱ブラックで塗装してやりました。一緒にクランケースの塗装剥がれも塗装してアルミの地肌が出ないようにお化粧直ししました。

★Before
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★After
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(2)ステップ&スタンド、他
 鉄製ステップとスタンドの錆びも磨いて錆び取り剤塗って、黒塗装しました。
エキパイ部分を耐熱シルバーで塗ったマフラーも取り付けます。

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シャフトドライブのハウジング部分も軽く塗りました。アルミの塗部分は殆ど剥げて白い粉が吹いている状態でした。

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(3)半完成
 とりあえず連休中にやりたかったことは大体できました。本当はオートチョークとキャブの配管をしたかったのですが夏にお預けです。冷間時にエンジンが掛かることを確認するのは秋まで待つようになりそうです。

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(4)気づいたこと、諸々
フロントフォークにオイルは入っていません。バネで衝撃を吸収したらそのまま戻るだけのようです。なのでインナーチューブが錆びていてもオイルは漏れません。ボトムエンドの衝撃吸収用にはゴムダンパーが入っているようですが、右側だけのようです。ばらしていないので詳細不明ですが、パーツリスト上はそんな感じです。

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また、エンジンとフレームはブラケットを介してNo.17とNo.9 のボルト1本でそれぞれフレームとエンジンを固定していて、ここを中心にエンジンとシャフトドライブが一体となって上下します。普通のバイクのスイングアームの機能ですね。当たり前と言えば当たり前なのですが、不用意にリヤサスを2本とも外したら、メインスタンドを立てた状態からお尻が下がってしまいました。慌てて手で持ち上げて難を逃れましたが、軽い50ccだから良かったというだけで、危ない所でした。この部品を外したら次に何が起こるか考えてやらないとまずいですね。作業に不慣れなサンデーメカニックは、また一つ勉強しました。

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それから、もうひとつ何だろうなと思ったのが、右側のクランクケースをカバーしているプラスチックの部品です。上から3番目の写真、パーツリストのNo.11の部品になります。洗車していると隙間からどんどん水が入ります。クランクケース自体に水が入るわけは無いので問題ないですが、じゃあ何でこの部品があるのか良く分かりませんでした。右側は張り出し量が大きいので、ステップに足を載せると靴やくるぶしに接触する ⇒ 熱い、女性に不評を買う、対策で防熱目的のカバーを付けた。こんなことかなあと想像しました。シャフトドライブも耐久性ではなく、油汚れ防止が主目的だと思いますので、女性向けということで色々考えていたのでしょう。