ポップギャルの整備(8) ホース配管・エンジン始動
関東は天気に恵まれた週末になりました。バイクにも乗りたいところですが、5月に完成間近になったものの、ほったらかし状態のポップギャルを弄りました。市販のホースを各種手配しておいたので、所定の長さに切って配管してやります。
(1)負圧コックのテスト
バラして清掃しただけですので、負圧コックが作動するかどうかテストしてみました。バイメタルA,Bに配管するところは短絡して負圧が漏れないようにします。負圧側のチューブを口で吸ってやるとガソリンが出てきました。吸うのを止めるとガソリンは止まるはずですが、ポタッポタッ、、、なんとか止まりました。
写真のホースは全て交換前の物です。
タンクの底にあるコック側にはA,Bという刻印があり分かりやすいのですが、バイメタル側には表示がありません。サービスガイドやパーツリストの絵を参考にすると、パイプの形状的に斜めに伸びている真鍮管がBと思われます。AとCは真横に伸びている2本の管なのでしょうが、どちらがAでどちらがCなのか解り難いです。前のオーナーさんがホースを切り取ってしまっていた為、初期状態が確認出来ません。
ガソリンと負圧は普通ですが、バイメタルに繋がるホースが1本多いです。
まとめると以下のようになります。
負圧コック⇔キャブ :ガソリン用 内径4.5x L345mm
負圧コック⇔キャブ :負圧用 内径4.0x L330mm
負圧コック⇔バイメタル: A部 内径3.5 x L270mm
負圧コック⇔バイメタル: B部 内径3.5 x L270mm
キャブ ⇔バイメタル: C部 内径3.5 x L200mm
紙のパーツリストには長さは載っていませんが、ヤマハの部品検索サイトで部番を入力すると部番の後ろに長さが表示されます。内径は元々付いていたホースの径や差し込み部のパイプ径などから決めました。
(4)ガソリン供給
負圧ホースをキャブにつける前に口で吸ってやってキャブにガソリンを供給してやります。するといきなりお漏らし。ガソリンが来たのは分かったけど、なんで漏れたのか? 何のことは無いドレンボルトが緩んでいただけでした。
キャブのドレンチューブが無かったので取り付けました。(内径3.0xL190)
この後、キック数発で無事にエンジン始動しました。まだナンバー取ってないので公道は走れませんが、もうナンバー取っても大丈夫そうです。
10月中にテスト走行できるといいな。