昭和の日本、カラー写真集

今日は天気もイマイチで寒く外でのバイクの整備も断念、家の中でのんびり過ごしました。先日、ネットの紹介記事で知った写真集を購入してみました。写真集と言っても新書サイズで1500円ほどの手軽に買えるものです。

J・ウォリー・ヒギンズ著 光文社新書
「秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本」
382枚の写真、450ページ余りと新書サイズですがかなり厚手の本です。

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著者のヒギンズさんと言う方は、鉄道写真家として有名な方だそうです。戦後の日本に米軍関係者として来日し、日本の鉄道や風景に魅せられて全国の鉄道を撮影して回ったとか。91歳になる今日まで日本で暮らしているそうです。

今回は鉄道写真ではなく、当時の日本の風景をテーマに編集されたものだそうですが、路面電車といっしょの町の風景などが多く収められています。バイクは街の通りの風景の一部としてちょっと載っているだけです。車も少し載っていますが、鉄道が圧倒的に多いですね。
当時の日本では、まだカラー写真が普及していなかったそうですが、米軍関係者ということでコダックのポジフィルムが入手できたようです。1950年代後半から1960年代前半の写真が多く収められていて、この時代の風景をカラーで見れるのは新鮮な感じがします。当方61年生まれですが、正に自分が生まれた頃の昭和の風景なんですね。

著作権上の問題があると思いますので、中身の写真は載せませんが興味のある方は、書店で手に取ってみて下さい。


ちゃんとした鉄道写真集は、7500円ほどするようです。