GX750整備(その3)続ブレーキ周り

イメージ 1フロントのマスターシリンダーは、当時の物がついている状態でしたが、樹脂製の本体は外側はヒビが目立つ状態でした。またキャップを開けて中を確認したところダイアフラムを押さえている金具が真っ赤に錆びていました。ブレーキオイルもドロ水のように茶色く汚れていました。



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マスターシリンダーはオーバーホールする考えもありましたが、台湾製YAMAHA用のものを購入してレバーごと交換してしまいました。金属製の黒い本体でオイルレベル確認窓がついているタイプです。海外の通販サイトから購入したのですが$90でした。




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次にリアブレーキも分解します。ピストンの錆も、キャリパー部のスリーブとゴムブッシングの固着もフロントと同じ状態でした。でもリヤはそれなりにブレーキが効くのはなぜ? 疑問はさておき、固着しているのは良くないのでフロントと同様に汚れを落としシリコングリスをスリーブに塗って元に戻します。ピストンとシリンダーも清掃してもとに戻しました。

リアのマスターシリンダーはピストン部を固定しているCリングが錆だらけ、なおかつ半掛りで外れそうな状態でした。リアはピストン周りの部品をまとめたリペアキットが売られていたのでこれを購入してシール部を一新しました。

こちらも海外の通販サイトから購入したのですが、パッケージを見るとMade in Japan の文字がありました。次回は、ブレーキホースの交換です。