GX750整備(その4)続々ブレーキ周り

以下、5~6月ごろの話です。
GX750はすでに走れるようになっていますが、そうなるまでの話です。

<ブレーキホース交換>
購入時に付いていたブレーキホースは当時のままのようで、全く交換されていない感じでした。表面にヒビがあったり部分的に削れていた部分もあったので、交換することにしました。購入したものはすべてラバータイプの物です。

①Front用 キャリパーからジョイント部まで 550mm x 2本
アルキャンハンズ製を注文したが欠品で納入まで3ヶ月かかるとのこと、
海外製と思われるラバーブレーキホースを通販で購入(汎用品)

本来、フィッテング部は両側角度が必要だったが、この商品は20度と0度であった。仕方なく0度側をキャリパー側にしたが逃げが足りずキャリパーに干渉し、完全に締め付けられない。ワッシャを2枚かませて若干浮かせてやることで、どうにか締め付けられました。次は両側に角度のついたものにしようと思います。


②Front用 ジョイントからマスターシリンダーまで 350mm
PMC製:Z系 純正タイプ フロントアッパーホース (ショートタイプ)

元々ついていたホースは400mm程度あったのですが、純正のUPハンドルにあった長さのようで、少し低めのハンドルではかなり余ってループ状になっていた。カッコ悪いので短めのものを探したところ、カワサキZ系のコンチハンドル用として短いものが売られているのを見つけ、購入しました。今までまったく知りませんでしたが、旧車のパーツを探してみて、Z系のアフターパーツの多さに改めて感心しました。
取り付けた後の長さはピッタリだったのですが、マスターシリンダーとジョイント部の角度が90度ずれているので、ホースがねじられることになります。長さが短いとねじるのに結構な負荷がかかることを実感、多少カッコ悪くてももう少し長いものがよさそうです。380mmぐらいがよさそうですが、汎用品だと350mmの次は400mmになってしまうようです。あと数年は変えるつもりないので、とりあえずOK。


③Rear用 450mm アルキャンハンズ製(汎用品)

フィッテイング部は両側とも25度ついているタイプです。フロントがこれだと良かったのですが、リヤは片側は角度ついてなくても問題ありません。
450mmで良いと思ったのですが、付けてみると短いとは言わないまでも、もう少し長さに余裕があるとよさそうな感じです。純正で付いていたホースの長さを外した後で測ってみたら480mmぐらいありました。こちらも、とりあえずはOKです。
一度経験したので、次回交換するときは、もう少しフィットしたものを付けられそうです。

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リアのマスターシリンダー部







ホースは交換前の写真です。ヒビだらけです。




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ここまでやって、ようやくブレーキオイルを交換できました。
エア抜きをやってブレーキが効くことを確認します。
次にセンタースタンドを立てて、後輪を空転させてチェック、前輪を浮かせて前輪の効きも空転させてチェック。良い感じです。恐る恐る近くの道を試乗、買った時の全くブレーキが効かない状態からは劇的に改善。これでやっと公道を走れそうです。
こんなに自分で整備するのは、10数年ぶりなので、結構感激しました。
また、一日整備しているだけで体のあちこちが筋肉痛を起こし、日ごろの運動不足も痛感しました。