GX750整備(その10) ガソリンコック&タンクキャップパッキン交換

ユーザー車検を取るまでの、整備記録の続きをUPします。話題も残り少なくなって来ました。整備の話ももう少しで終了です。
購入時に気になっていたところの一つがコックからのガソリンの滲みと燃料ホースの劣化でした。ホースを外してみるとキャブレターへの差込口などにヒビ割れもあり、危険な状態でした。タンクからガソリンを抜いてコックを分解します。あらかじめ購入してあったリペアキットを使用してパッキン類をすべて交換したのですが、このリペアキットにはタンクへの取り付けボルト部に取り付ける、ワッシャ状のガスケットが含まれていないことがわかりました。
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ヤマハの純正部品を検索してみると在庫があることがわかり即注文、価格は56円/個でした。実はリペアキットを購入した時は、ヤマハの純正部品がネットで購入できることを知らなかったのですが、その後調べてみると消耗部品類は、今でも買えるものが結構あることを知りました。上のコックの写真は交換後のものです。GX750は左右に2ヶ所別々にコックがあり、それぞれキャブレターに連結されています。
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燃料ホースは内径6mmの汎用品を適当な長さに切って使いました。パーツリストによれば内径は6mmのはずなのですが、新品のホースを差込むのはかなりきつく苦労しました。
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続けて燃料タンクキャップのパッキンを交換します。ここも劣化が激しく見た目にヒビが入っていましたが、分解してみて想像以上にひどいことが確認できました。もう何年も交換されていないのでしょう。GX750のパーツリストではパッキンのみのサービスパーツは設定されていないようでしたが、同じタンクキャップを使っていると思われる、初期のSR400用のパーツリストを見るとパッキンだけが設定されていたので、これを注文してみました。
届いた部品を見ると、元々ついていたゴムパッキンには、空気抜き用と思われる小さな穴が2か所空いているのですが、SR用にはありませんでした。念のため、同じ位置に小穴を開けてから組み込みました。最後の写真は完成後のものです。組み込み後の不具合は今のところありません。SRのタンクキャップを分解している方のブログを見てみると、形状は同じでもゴム中心部の金属部分の構造が微妙に異なるようです。
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