GS650G 購入経緯

9月になりました。しばらくブログも更新していないので、GS650G購入に至った経緯や乗った感想などを書いてみます。ボンネビルはよくできたバイクで大きな不満はありませんでした。パワフルなバーチカルツイン、その気になれば高回転まで伸びるエンジンで振動も少なく、長距離ツーリングもトラブルの不安無しにこなせるバイクでした。ただ、GX750を購入してから昔のバイクの個性というかバイクらしさに魅力を感じ、結果的にボンネビルの出番が減っていってしまったのです。マフラーを交換してみたりしましたが、物足りなさを感じてしまい、売ることを決意しました。

ボンネビルを売った後の「次なるバイク」の時にも色々書きましたが、最終的にはグッチのV7、ヤマハのBT1100、XV750Eでどれにしようか悩んだ挙句、長距離ツーリングで安心できるバイク(XV750E脱落)、体力が衰えてきたので取り回しのしやすいバイク(BT1100脱落)などの理由から最後にV7が残った感じでした。
ボンネビルを売ったお金にちょっと足せばV7の中古が買えるかなあ、などと考えていたところで、新車同然のGS650Gの出物を見つけ、急に心が揺らいで衝動買いしてしまいました。旧車だけだと長距離ツーリングが不安と感じていたのにね。V7は5年後10年後でも入手可能ですが、ロッパンジーとの出会いは今を逃すともう無いだろうと感じたからです。購入してまだ1600kmほどですが、感じたことを書いてみます。

①旧車は色々手入れが必要なことを実感しました。バイク屋で見たときは何もしなくても乗れそうな感じだったのですが、距離を走っていなくても30年以上たったバイクはあちこち手入れが必要でした。まだ、長距離ツーリングを安心して走れる感じではありません。
②ボンネの数少ない不満の一つは航続距離の短さ(200Kmで警告灯、250Kmまでに給油)だったのですが、GS650Gはガソリンタンク容量23L、燃費18km/Lで、300Kmで予備タンクに切り替わりますが、350km程度は走れそうです。

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③750や1100のカタナとは違ってツーリング向きと思っていたのですが、ポジションは予想してイメージと違って、前傾でバックステップ気味でした。身長166cmの自分では、ハンドルが1グリップちょっと遠い感じです。そのうちハンドルを変えるかもしれませんが、しばらくはこのまま乗ってみることにします。
④低速トルクの無いエンジン、マルチってこんなに低速弱かったかな? 35年前に乗っていたXJ750E では、こんなことはなかったと記憶しているので、GSのエンジン特性なのだろうと思います。3000回転以上回して発進すればよいだけの話なのですが、GX のエンジンがトルクがあることを改めて実感しました。
⑤コーナーで意外とヒラヒラ寝てくれる。ワインディングでも結構楽しめる。
 タイヤの影響もあると思うので、違うタイヤを履いたらどうなるかも気になる。
⑥サスがかなり柔らかい。特にリヤが柔らかくストロークが長く感じます。
⑦スタンドがかなり立っていて反対側に倒さないか不安になるぐらいです。リヤに履いたタイヤサイズ 120/90-17 がノーマルよりも外形が小さいか断面のRがきつい影響かもしれません。今は、スタンドを立てた後に手でリヤサスを伸ばして、なるべく寝るようにしてやってます。サイドスタンドを曲げるか切るかして、もっと寝るようにするつもりです。

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