GS650G サイドスタンド改造

2年前に購入してからずっと不満だった650Gのサイドスタンド。立ち過ぎだったのでショート加工してみたものの、結果的に寝すぎてしまう場合もあり、不安定な状態になってしまいました。長さの調整だけでは解決できない、接地位置がバイクの中心に近いことが不安定な理由だと気づきました。タイヤのセンターに近いが為に多少の路面の凹凸でも敏感に傾きに影響してしまいます。根本的に解決するには、接地位置をバイクから外側に出すことが必要です。取り付け部の設計が似ていることから、同じスズキ車から流用できそうなサイドスタンドを何種類か購入し、最終的に選択したのがSV1000のスタンドでした。
詳細は、斬回までの記事を参照願います ⇒ LINK

近くで溶接加工してくれるバイク屋さんが見つかり、少し前に相談に行ったところやって頂けることになりました。作業予約していた今日バイクを持ち込み、無事完成しました。ほぼ、構想していた通りの結果になりました。

イメージ 7

メインスタンド用のストッパーゴムをスタンド先端に取り付けています。足掛かりの部分に付けるつもりでしたが、位置が合わなかったようです。機能的にはもちろん問題ありません。プロは現物合わせで、うまく考えてくれます。足でスタンドを出す場合も、今より足が掛けやすくなります。

イメージ 1

バンク角の限界は若干浅くなったかも知れません。ワインディングでスタンドが擦るかどうかは少し走ってみないと分かりませんが、ステップやスタンドをするほど傾けることは殆ど無いので問題ないと思います。

イメージ 2

ノーマルの状態との比較です。接地位置がだいぶ外に移動したのがわかります。まだ色々走って無いので確証はありませんが、たぶん良くなっていると思います。フロントサスのエアは抜いた状態で調整してもらいました。エアを入れれば傾きが大きくなると思いますが、接地位置が外になったので影響は少なくなるはずです。

イメージ 3

余談ですが、スタンド固定ネジを少し長くしました。650G純正がL=30mm、SV1000純正が34mmの段付きです。段付きでなく34mm前後の物が欲しくて、スズキの標準部品のパーツリストからM10で L=33~35mmのものを適当に頼んでみました。
(値段が安いので失敗しても良いと思えます)M10の標準ピッチは1.5ですが、スズキのスタンドのネジはピッチ1.25です。また、回転部分の範囲はネジが切っていないことが望まれるので、純正部品から感で頼んでみました。結果、下の③がネジを切っていない範囲がノーマルに近く最適との結論になりました。この③のネジを使って取り付けています。注文品に当たりがあって良かったです。

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6