ハスラー90 公道デビュー

天気の良かった土曜日、ハスラー90で走ってきました。自宅近くのスタンドで満タン給油、タンク容量は6.5Lらしいです。国道に出て厚木方面を目指しますが、高回転が伸びません。出だしは調子良いのですが、上まで引っ張れないので加速が全くだめ、巡行速度も50km/hがやっと、負荷の増える上り坂ではみるみる内に速度低下してしまします。ちゃんと確認もしないまま、走りに来ちゃったのがいけないんですけど、こんな調子じゃオフロードの上り坂は無理だなあ・・・

同じハスラー90に乗るCCISさんも高速が伸びなかったとかで、原因不明のままキャブレターカバーに穴を開けて外気を取り入れる事で改善したということを思い出し、キャブレターカバーのネジを緩めてみたり、エアクリーナーを外した見たりしてみましたが改善しません。症状的にはガス欠の症状に似ているので、燃料が十分でない可能性がありそうです。
セブンで小休止中にコータローさんと遭遇し、ここから集合地点まではバイクを交換してみました。回転の伸びないハスラーを体験してもらったコータローさん、集合地点で症状を説明した伊勢原CBさんの見立てではフロート高さが低い可能性があるのでは?とのことでした。無事に帰ったらチェックしてみましよう。ここから伊勢原CBさん、コータローさんと3人で近場の里山を散策しました。

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コータローさんのジェベル125と一緒に
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公道デビューというだけでなく、オフロードデビューもしてしまいました。
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前日まで降っていた雨の影響か、ヌルヌルの土にタイヤを取られて転倒も何度か体験しました。下りのブレーキが全く効かないのが厳しかったですね。
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急な下り坂は4ストのほうが扱いやすいですね。
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登り坂は辛かったですが、燃料が十分で無いようなことが分かったので、試しにチョークを引いてやると瞬間的にブースターが効いたように加速します。但し、長続きはしないので、クラッチ切って空ぶかししながらの半クラッチも使用しながら、上り坂をクリアしました。負荷が掛かって無ければ高速まで回るんです。
もっとも、クリアできず止まってしまった登り坂も何ヶ所かありましたし、コータローさんと伊勢原CBさんに両タイヤを持ってもらって、ぬかるみから脱出させてもらった場面もありました。お手数おかけしました。
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春が近いのを感じさせるさ道端の風景
途中で給油した出光のスタンドで年配の店主から「お、ハスラーいいね」と声を掛けてもらいました。50~60代の方にはハスラーは懐かしいんでしょうね。
燃費は24km/Lでした。
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無謀にもいきなりオフロードデビューしてしまいましたが、無事に帰ってこれました。帰宅後は筋肉痛で自分の歳と老いを感じた1日でした。

雨の日曜日、昨日ガソリン漏れしていたキャブのドレンボルトを外してみました。Oリングは完全に潰れていて、ここも液体パッキン攻撃されていました。とりあえずOリングを交換してガス漏れは無くなりましたが、エンジンは改善せず。フロートの高さもネット上の情報を信じれば、ほぼ標準と思われる高さでした。
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プラグを外してみるとこんな感じでした。丁度良いのか、少し薄いのか?
少なくても濃くは無さそうです。ジェットニードルのクリップ位置も一段濃い目、メインジェットも標準より1サイズ大き目のものが付いていました。それでも中速域でガス欠気味の症状が出るのはどうしたら良いんでしょうね。
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雨の中、洗車しようと思いましたが、キャブいじりで終わってしまいました。
次のオフロード走行までに改善できるのでしょうか、悩みが付きません。
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