TLのストップランプスイッチ

少し涼しくなってきたので、TLを動かす準備を始めました。ちょっと前からリヤのストップSWがうまく動作しなくなっているので、これを修理というか改良しました。
買った時の状態では、バッテリーレスにされていてバッテリーケースも外されてしまっていました。ノーマル状態のストップSWはバッテリーケースの下に横向きに設置されているはずですが、この車両は写真のように縦向きにされています。でも、リヤブレーキレバーの動きは横向きのままなので、ブレーキを踏んでも、SWを縦に引っ張る方向の動きには殆どなりません。
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バッテリーケースが残っていれば、小物入れ等に使い道があったと思うのですが、前オーナーさんはバッテリーケースだけじゃなく、エキパイやマフラーのプロテクターも外したりされていて、軽量化を優先したのだと思います。ケースを手に入れようかとも思ったのですが、意外と高値が付いたりしているので止めにして、スイッチのステーを自作することにしました。
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ホームセンターで買ってきたのが、こんな材料です。L字の金具はちょっと小さかったので、大きいのを買い足しています。後は網戸の戸車と細いステンレスワイヤーなどです。どれも100円~300円程度の値段です。網戸の戸車がポイントでした。
完成状態がこれです。
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金具の裏側がこんな配置です(拡大して細い線をみて下さい、これがワイヤーの取り回し)
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ブレーキレバーの横方向の動きを戸車2つをプーリーのように使って、縦の動きに変換しました。
裏側から見た状態の写真がこれです。スプリングも他車用の物を付けました
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後方から見た状態がこちらです。万力だけだと板金に段差付けるのが難しかったです
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結果、確実にストップスイッチのON/OFFが出来るようになって満足です。でも、戸車は泥で汚れちゃうだろうなあ、探検して小枝でも絡まれば、ワイヤー切れるかもなあ。L字の金具に、スイッチを横向きに直付けすれば、もっと簡単に出来たかなあ。まあ、工作自体で自己満足できたので、結果オーライです。