北海道ツーリング with ボンネビル(フェリー帰路)

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今日は9月14日、自宅に戻る日です。
昨夜は、フェリーに乗って早々に風呂に入り、食事をして、一杯やって、すぐに眠りました。激走のおかげで熟睡です。朝目覚めると、秋田港に入港するところでした。行きは新潟から小樽港へ直行でしたが、帰りは東苫小牧から秋田を経由して新潟港に行く便です。(実際には新潟の次に敦賀港まで行く船になります)

朝食を取った後は、遠く水平線を眺めながらゆったりとした時間を過ごします。今回旅のお供に持って来た本(浮谷東次郎のがむしゃら1500キロ)が、まだ読み終えていなかったので、続きを読むことにしました。この本は以前にも読んだことがあったのですが、ブックオフの100円コーナーにあるのを見つけ、もう一度読もうかと思っていたのです。筆者の体験とは時代も年齢もバイクもすべての環境が違いすぎますが、がむしゃらに走って見たかったことだけは、近いものがあるかなと思い持って来ました。新潟に着くまでに全部読み終わらなかったので、感想はまた後で、、、

定刻の15:30にフェリーは新潟港に着きました。バイクの下船は最後で、16:00ごろでした。一緒にこの船に乗ったライダーたちが一斉に帰途につきました。私もガソリン満タンにした後、新潟西ICから関越道に乗り練馬ICを目指しました。ここで、何も問題なく帰れればブログに書くことも大して無いのですが、高速に乗っていきなりショッキングな電光表示板が目に入ってきました。[沼田IC⇔赤城IC事故 通行止め] 渋滞ならまだしも通行止めかよ。そこで、越後川口SAで一端停まって、帰りのルートを考えます。行くだけ行ってダメだったら、沼田ICの一つ手前の月夜のICで下り、国道17号を走ることにしよう。でももし通行止めのままだったら、皆が一般道に下りるからR17は激混みだろうなあ。そこで、別なルートも考えてみます。R17の西側に県道36号線が走っていて月夜野から渋川までつながっています。峠超えもあるようです。夜だけど渋滞するR17を走るよりは未知のワイングロードを走って見るのもよさそうです。県道36という数字だけ頭にインプットして、月夜野ICを目指します。越後川口SAでは、まだ明るく田んぼと山と川のきれいな景色が見れました。

月夜野IC近くまで来ると、電光掲示板の表示がただの通行止めから[重大事故通行止め]に変わっていました。通行止めはしばらく解除されそうにありません。しかも皆、月夜野ICで下りるらしく、ICの数百メートルも手前から渋滞が発生していました。なんとかICを出たものの、R17に向かう車でこれまた大渋滞です。さっき頭にインプットした県道36を目指し、皆とは逆方向にR17を北に進みます。県道36号線の入り口までは2Km程度しか離れていません。狭い道を想像していたのですが、そこそこ道幅もあり、峠の上り坂には登坂車線もある道でした。信号もほとんどなく快適に峠越えが出来ました。今度来たら、ここもツーリングコースの加えてやろう。そんなことを思いながら走っていると2度目の峠越えの下りに差し掛かり、渋川の街の灯が見えてきました。楽勝だったな、そんなことを考えた矢先に渋滞の長い列、同じぬけ道を考えたのは私だけではなかったようです。首都圏ナンバーの前の車のドライバーも、渋滞中しきりにカーナビを操作していました。

渋滞していたとはいえ信号を抜けるための渋滞で、さほど時間は掛らずに県道36号から県道35号を通って、伊香保渋川ICから関越道に乗ることが出来ました。やったー、これでどうにか今日中には家に帰れそうだ。そう思いながら、練馬ICを目指していたところ、またしても嫌な電光掲示板が目に飛び込んで来ました。[上里SAから渋滞36Km]まあこれはある程度予想できていたので、何とかやり過ごす。PAで休憩しようとしましたが、どこも大渋滞、しかも食べるものは品切れ。食べるのをあきらめて、家路を急ぎます。するとまたしても嫌な電光表示板が [鶴ヶ島IC⇔川越IC 事故渋滞17km]、さっきから他のバイクがかなりのスピードで車と車の間をすり抜けていきます。バイクの事故じゃないだとうな、そうでないことを祈りながら、先を進みます。

結局この事故は乗用車同士の追突事故でした。この事故現場をやり過ごすと後は渋滞なく関越道の練馬ICまで行くことが出来ました。ここから環八を通って神奈川の自宅にたどりついたのが、22:36でした。これで私の北海道7日+2日、計9日間の「がむしゃら3000キロ」の旅は終わりました。あー疲れた、けど充実した9日間でした。明後日からまた仕事です。

帰宅後、インターネットで関越道の沼田IC⇔赤城IC間の通行止めがなんだったのか調べてみたところ、ハーレーの集団による事故だったことが判明しました。先頭を走っていたバイクが中央分離帯接触して転倒、これに巻き込まれて後続のバイクも次々に転倒したそうです。先頭を走っていて転倒した男性は死亡、同乗者や後続の方も重傷とのことです。怪我をされた方々の回復をお祈りしたいと思います。

皆さーん、高速道渋滞時にすり抜けすることがあると思いますが、スピードを出して抜くのは止めましょう。非常に危険ですよ。のろのろ運転の車の隙間を70~80Km/hで飛ばす人が多いですが、後ろをよく見もせずに急な進路変更をする車が1台でもいたら、避けきれずに事故に巻き込まれてしまいます。原因は違いますが、一歩間違えば今回のハーレーの事故のように、死に至ることもありますし、家族を悲しませ、多くの人に迷惑も掛かります。安全第一ですよ。すり抜けするなとまでは言いませんが、徐行すべきです。

北海道ツーリングの写真は後日UPします。もうしばらくお待ちください。