ポップギャルで相模川へ

12/3(日)三発隊の皆さんに会いにポップギャルで相模川まで行ってきました。一日前にレンタカーで実家から移動してきたばかりで、ちゃんと走るのは初めてです。故障せずに数十Kmも走れるのか?一抹の不安を感じながら、朝9時前にエンジン始動です。エンジン始動? 始動しない。キック、キック、キック。セルも付いていますが6Vバッテリーだし、キックは軽いし、キックで頑張ります。キック、キック、キーック、でも掛からない。何百回キックしただろうか、下着の上にヒートテックを着込んでましたが、後悔するほどに汗だく状態です。すでに30分はキックしています。エンジンは一瞬掛かるんです。でもアイドルしません。ポポポポ、ストッ、てな感じです。
 ジャケットを脱ぎ、プラグを外して見ると濡れてはいるがべちょべちょでは無い。ガソリンは来ているので、負圧コックはOKそう。念のため負圧ホースを口で吸ってみるが、状況は変わらない。たぶんオートチョークが効かずエンジンが掛かるものの長続きしないのでは?という考えに至りました。かれこれ1時間が経過し、疲れたので部屋に戻りコーヒーブレイク、ついでに電気ポットでお湯を作る。コーヒー飲み終わり、ポットを持って駐車場へ。エンジンのシリンダー周りとキャブ周辺にお湯を掛けてみます。おもむろにキック、ボボボボッと一発で始動、エンジンのかかり具合が先ほどとは全然違っていて、元気いっぱいです。ようやく出発できる。喜んで駐車場を出るものの、道に出てすぐにエンジンストップしてしまいました。
 うーん。暖まり切れなかったのか? タンク内では辛うじてチャプチャプいっているものの、ガソリンも少なくので念のため満タンにすることに。自宅から200mほどのスタンドまで押して歩く。出川さんの気持ちが分かる瞬間です。満タンにしてキックするもやはり掛からない。もう一度自宅まで押して戻る。お湯をポット一杯に沸かす。今度はシリンダー周りだけにゆっくりと十分に熱々のお湯を掛けてやる。するとキック一発で元気にエンジン始動しました。メインスイッチを始動モードから走行モードに切り替え、アクセルを恐る恐る吹かす。何とか止まらずに回り続ける。エンジンを止めないように、エンジンが暖まるようにスロットルを調整する。徐々に元気に回るようになってきました。そろそろ大丈夫か?部屋に戻る間にエンジンが止まるのが怖いのでポットを駐車場に置きっぱなしで出発することにします。国道に出て車の流れに乗る。赤信号で止まる。エンジン回転が下がる。ヤバイ、でもどうにか持ちこたえた。その後は暖まり切ったのか順調に走れました。すでに、11時近くになっていました。疲れたよー。

(1)メインスイッチ
 これも女の子対策なのか、始動の位置で無いとエンジンが掛かりません。始動の位置だとエンジン吹かしても回転が上がらず、クラッチが繋がりません。始動の位置のままだとエンジンを吹かせません。オートチョークといい、メインスイッチといい、融通が効かない余計なお世話です。
イメージ 2

イメージ 1

(2)相模川にて
 なんとか50km走破して相模川に到着です。集合時間に2時間近く遅れました。後方のバイクは別グループでカブやクロスカブが多い御一行様でした。対岸の紅葉が綺麗でした。
イメージ 3

イメージ 4

楽しい時間を過ごし、3時前に帰路に着きます。エンジンが冷えているはずです。キック、キック、ん? 嫌な予感が的中しました。掛からん。幸い火はあるので、お湯沸かしてもらうか? 三発隊の皆さんからは消したばかりの火の上にエンジン載せてみては?と冗談とも本気ともとれるアドバイスを頂きました。でも、10分もしないでエンジンは掛かりました。冷えたとはいえ、日向に置いてあったのが良かったのかな。エキパイのボルトが仮止めのままだったようで、途中排ガス漏れで音が大きくなり緊急停止、ボルトの増し締めをするハプニングもありましたが、帰路も50km無事に走って来れました。80km程度走ったところで燃料計がEになり、ガス補給しました。燃費は42km/Lでした。カタログでタンク容量3.2Lですが、1.8Lで満タンになりました。Eになっても30-40kmは走れそうです。
実質的な初乗りで100km完走です。楽しくもありましたが、4輪にバンバン抜かれるのはちょっぴり怖かったです。このバイクは幹線道路ではなく、田舎道をのんびり走るのが楽しいようです。思い当たることもあるので、今週末はオートチョークのチェックをしてみるつもりです。