GX ホイールベアリング交換(1) 準備編

2015年12月に交換した前後タイヤ(BT-45)がもうすぐ交換時期を迎えます。現時点の走行距離は 9,000kmで、リヤはセンターの残り溝が少ないですが 10,000kmは行けそうな感じです。今回は中古で手に入れた大八キャストに交換予定ですが、ベアリングの感触が良くありません。オイルシールも程度が悪かったので要交換です。自分でもやればできるだろうと思い、ストレート製のベアリングプーラー、NTN のベアリング、YAMAHA純正部品のオイルシールなどを準備しておきました。

フロントはあっさり抜けました。但し、オイルシールが簡単に外れなかったので、オイルシールもベアリングと一緒にプーラーで抜いてしまいました。これが原因かどうかわかりませんが、スピードメーターの駆動力取り出し部の板金(部品名称:リテーナ, クラッチメーター)が歪んでいました。

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純正部品を調べてみると在庫あり、しかもヤマハにしては珍しく164円と安価です。
早速発注したものが今日届きました。当時物はクロメート処理されたものですが、新しいものは亜鉛メッキ鋼板のプレス品と思われるものでした。これで週末、取り付け作業が出来そうです。

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ところで皆さんはオイルシールはどうやって外しているのでしょうか? 相当硬くへばりついていて、簡単に外せませんでした。てこの原理で外す工具とか爪で引っ掛けるものとか、何か専用の工具を使ってますか? 何かお勧めの工具があったら教えて下さい。

次にリヤ側を交換しようとしたのですが、プーラーの土台を載せる良いスペースがありません。仕方なくBOXレンチのソケットを下にかませて高さを確保しました。皆さんはどうしているのでしょうか? スライディングハンマーとか使いますか? 
フロントは左図のように、リヤは右図のようにやりました。
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でも、GXのリヤには3個目のベアリングがありました。ドライブシャフトとの連結側には、ダブルでベアリングが入っていました。奥についているものは、まだ外せていません。このプーラーでは外せない感じがするので、ホームセンターで売っている安価な部材を工夫して外そうかと思っています。マンションの敷地内だと近所迷惑なので、ガンガン叩くような作業ができません。

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ホイールに装着時はゴリ感があったと感じたベラリングでしたが、外してみると意外にスムースに感じました。干からびたグリスはさすがに歳月を感じます。ベアリングは重要なものなのに数百円で買えてしまいます。もう少しマメにメンテしてあげたいものです。付いていたものは、旧)光洋精工のベアリングでした。

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