GX 大八キャストのチューブレス化(1)

 前にも書きましたが、1年半ほど前から純正の大八キャストをチューブレス化したいと考えていました。ちょうどスポークホイールのタイヤを交換したばかりだったので、タイヤが減るのに10,000km、1年ちょっと要した感じです。チューブレス化の目的はパンクのリスクを減らすことでした。見た目のカッコ良さもありますが、スポークホイールもカッコ良いと思っているので、どちらかというとパンクのリスク回避のほうが強いです。キャストホイールなのでチューブレスバルブを付けてチューブレスタイヤを履けば簡単にチューブレス化できると考えていたのですが、ちょっと考えが甘かったようです。
 パーツ屋さんの春のセールでタイヤを注文しました。入荷の連絡があっったので車にホイールを積んで交換に行ったのですが、ピットの方から新車装着時にチューブレスじゃ無かったホイールでは、チューブレス化出来ない(作業しない)と言われてしまいました。理由を聞くと、以前チューブレス化した車両でビードが落ちるトラブルがあったからだそうです。原因は空気圧が低いまま乗ったからのようですが、それ以降会社の方針で作業しないことになったそうです。タイヤ注文時に車種名と作業内容を伝えていて、何も言われなかったのでOKなのだと思い込んでいました。ガッカリです。仕方なく、タイヤだけ受け取って自宅に戻りました。

下記の写真のような感じになるのは、まだ時間が掛かるのかな?
チューブレス化の情報とタイヤ交換してくれそうなショップを探し始めました。
(画像は海外サイトよりお借りしました)

イメージ 2

イメージ 1


 チューブレス用のホイールにはビードが落ちにくいような構造になっていることや、ヤマハの大八キャストやスズキの星型キャストのような初期のキャストホイールにはそのような構造が無い事などは知っていました。スポークホイールをチューブレス化した物ではタイヤ交換を断られるという話も聞いていたので、もしかしたら断られる可能性もあるかなとは思っていましたが、現実にそうなるショックありますね。ネット情報ではカタナ系のチューブレス化が多数出てきました。不人気車のGXの話は殆どありません。要約すると以下のような考え方に別れるようです。

(1)肯定派
・基本的に問題ない
・パンクしてビードが落ちるのもチューブレス用のホイールを履いたバイクとの比較であって、チューブタイプでもパンクすればビードは落ちるのでリスクは同じ。
・エア圧を注意するのは当然のことで、エア圧が低い状態で走ることは自己責任

(2)否定派
・ホイールの形状がチューブレスに最適化されていない以上やらないほうが良い
・チューブレスバルブを取り付ける面がフラットになっていないので、そのままつけるとエア漏れのリスクがある
・フロント側はビードが落ちた時の危険度が高いのでやらない方が良い。パンクのリスクもフロント側は少ない。

どうしたもんじゃろのう? もちろん肯定派です。
自己責任でやるつもりででしたので、やってくれるショップを探しました。運よく、近くで「保証はしないけど」という条件でやってくれるところが見つかり、そこで交換を実施しました。文章ばかりで長くなったので、続きは続編で・・・

写真は交換後の前後ホイールです。
イメージ 3