GX750 大八キャスト色々
6月最初の週末に三発隊ミーティングに合わせて長野~群馬にツーリングして以来、仕事の都合もあって全く走れていません。すり減ったタイヤ(BT-45)をミシュランの Pilot Activ に交換することだけは完了していますが、試走もまだ出来ていません。話題も少ないので、大八キャストで新たに分かったことなどを書いてみたいと思います。
万年さん、ホイールの写真を一部勝手に借用しました。すいません、御容赦下さい。
1年ほど前にXS750SP初期型のキャストホイールをチューブレス化しました。エア圧だけは小まめにチェックし、前 2.0~2.3 kg/cm2 後 2.3~2.5 kg/cm2 を保つようにしてきました。大きな段差に入ってしまったときなど衝撃が大きい場合の不安もありましたが、問題無く使って来れました。Pilot Activ でも同様に問題無いことを願います。
しばらく前のことですが、三発隊メンバーの Mさんから「輸出用のXS850はリヤが17インチ化されているがチューブレス仕様だ」という情報を頂きました。調べてみると確かにその通りでした。海外のサイトでパーツリストを見たついでにXS750(GX750の輸出名称)のホイールの履歴について調べてみました。
1977年式 XS750D キャストホイール(チューブ式)
1977年式 XS750-2D キャストホイール(チューブ式)
1978年式 XS750E キャストホイール(チューブ式)
1979年式 XS750F キャストホイール(チューブレス)
1980年式 XS850G キャストホイール(チューブレス)リヤ 4.50-17
おお、XS850だけでなくその前年のXS750Fはチューブレス仕様になっています。パーツリストにチューブの記載がなく、ホイール側に付けるバルブの部品設定がありますので間違いなさそうです。
(1)XS750D~E チューブ仕様 フロント側
(2)XS750F チューブレス仕様 フロント側
(3)XS850G チューブレス仕様 リヤ側
(4)日本仕様のGX750
日本仕様のGX750は1型2型3型はスポークなのでチューブ仕様ですが、キャストになった4型のパーツリストを見ると海外仕様と同様にチューブレスになっているのが確認できました。また、カタログ上もGX750の4型とXS750SPの後期型(後輪16インチ)はチューブレスとしっか表示されていました。
(5)ホイール断面形状
過去の写真などを見ていて気付いたのですが、XS750SP初期型のキャストホイールはチューブ仕様だけあって、リムの内側が凹状にRが付いています。一方、最初からチューブレスだったとおっしゃる万年NAさんのホイールの内側は凹形状そのもので、R形状にはなっていません。バルブを密着させるのにRが付いていない方が良いわけで、最初からチューブレスだというのも納得です。万年さんのGXは外装が2型で紛らわしいですが、エンジンやタンデムステップ、そしてキャストホイールなどから4型がベースの可能性ありますね。
左 XS750SP用キャスト 右 GX750用キャスト(万年さんのブログから借用)
(6)GX750 4型用キャストホイール
以前、ブログに書いたことがあるのですが実は4型のキャストホイールを持っています。外観の程度がイマイチで磨かなきゃと思っていたのと、ディスク板が完全にダメになっているのが難点でした。そんな時にディスク板付きの程度の良いXS750SPのホイールがYオクに出ていたので、こちらも入手してチューブレス化に使用していました。下の写真が以前購入した GX750 4型用キャストホイールです。
改めて手元のホイールを見てみると、「チューブレスタイヤに適合」としっかり英語で書いてありました。これならショップで何か言われても、堂々とチューブレス用だと言えそうです。
興味の無い方には全くどうでも良い話と思いますが、GX750/XS750 の大八キャスト
今履いているXS750SP改造版のチューブレスホイールは年初に入手した XS750用に残し、こちらのGX750 4型用キャストホイールを磨いて GX750用に復活させようと思います。ディスク板も付いていないので、ついでにローターもフローティングタイプに変更出来たら嬉しいななんて思っています。