GX ヘッドライト不具合の原因

台風の影響で関東でも風がすごいです。関西方面の皆さん大丈夫でしょうか? 何事も無い事をお祈りします。さて、今回は8月の会津ツーリングでヘッドライトが不調になった原因の調査結果の報告です。ちゃんと実走して問題ないことを確認してからと思っていましたが、キャブなど色々メンテ始めてしまったので、しばらく走れそうにありません。たぶん原因は間違っていないと思いますので報告します。

症状はヘッドライトが点いたり消えたりです。消えたままかと思っていましたが、前を走っていた万年さんからの情報で点いたり消えたりしているとのこと。別れて一人で帰路に就いた後は、前を走る車の車体にライトが反射するかどうかを気にして見ていましたが確かに点いているときがありました。バイクが段差を乗り越えるなどの衝撃が加わると点いたり消えたり変化する傾向にあるようにも感じました。

(1)ヘッドライトリレーキットの点検
バッテリーとライトを直結するために市販のリレーキットを入れていました。これが壊れたかと思って外して元の回路に戻してみましたが、症状は変わらずでした。

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購入した時の写真です。デイトナ製のリレーキットです。
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(2)回路図チェック
電気は苦手ですが老眼鏡掛けてコピーした回路図をチェックします。マーカーペンで
経路を確認、テスターで導通チェックということを続けるととある場所にたどり着きました。GX750特有の「リザーブライティングシステム」用のリレー部分です。知らない方も多いかと思いますが、Hi/Loどちらかのフィラメントが切れた場合でも自動的に切れていないほうのフィラメントに切り替えるというシステムです。意味あるのか?という気がしないでもないですね。GX以降のバイクで採用されたと聞いたことが無いので広まらなかったのは確かですね。今時のバイクのことは全くしらないので、ヘッドライト常時ONの時代のバイクには採用されていたりしてね・・・

4年前に購入した時、このリザーブライティングシステム用のリレーは外して回路をキャンセルさせてます。(コネクタ部分で短絡させただけ)その代わりではないですが、ライトの明るさUPの為にヘッドライトリレーキットを取り付けてありました。

昔、リザーブライティングシステムを外した時の写真↓
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話を戻します。回路図から怪しいとたどり着いたのがここで、良く見てみるとコネクタ部分で回路を短絡させた線の端子が抜け掛かっていました。外してみると端子部分にゴミなのか削れカスなのか黒い汚れも溜まっていました。汚れをふき取り、緩かったコネクタの圧入部も締まるようにしてやったところ、ライトは正常に点灯するようになりました。良かった良かった。
9月中旬~10月上旬は泊りがけのツーリングに出かける予定なので、ライトがちゃんと点かないと困りますからね。走ってないけど、今度は多分大丈夫かと思います。

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コネクタを短絡させていた部分ですが、黒のテープでぐるぐる巻きに固定していたため、線が抜け掛かっていたのが分かりにくかったです。今度は抜けないようにもう少しちゃんと固定してやろうと思います。ハーネスの断線などではなく、単純な原因で良かったです。